散歩に行くと、必ずと言って良いほど通りすがりの人から「かわいい~」と言われる。僕じゃなくてぽんたがかわいいと言われているのだけれど、記憶にある限り生まれてからこのかた一度も「かわいい」とも「かっこいい」とも言われたことがない僕にとって、まるで自分が言われているようで、少しだけ悦にひたってしまう瞬間である。もうしばらくこうした瞬間を味わいたいが、この部長顔が完成形に至ったとき、誰からも「かわいい」と言われなくなるのかもしれない(フレンチブルドッグ愛好家を除いて)。
昨日の朝、ぽんたが右後ろ脚をびっこを引くようにして歩いていた。フレブルは股関節とか障害が起きやすいと聞いていたから、心配ですぐに動物病院に行った。レントゲンの結果、脚自体はなんともなかったが、「胸骨に少し変形がありますね。」と言われた。「将来、椎間板ヘルニアとかが起こりやすいので気を付けてください。」と先生から言われた。脚自体は問題がなくて良かったが、やっぱりこれから激しい運動とかはできるだけ控えるようにした方がいいのかもしれない。自分が椎間板ヘルニアになりやすい体質だなんて、ぽんたにとっては全然分からないのだから、走りたいときは走りたいし、飛び跳ねたいときは飛び跳ねたいだろう。かわいそうだけど我慢させる。